翻訳|Central Park
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
アメリカ合衆国ニューヨーク市の公園。面積3.4km2。マンハッタンの中央北寄りにあり,南北約4km,東西800mの長方形である。詩人・ジャーナリストW.C.ブライアント,作家W.アービング,政治家・歴史学者G.バンクロフトらの約10年にわたる公園建設運動が実を結び,1856年に市が土地を購入,公募された設計案のなかでF.L.オルムステッドとその友人C.ボーのものが採用され,58年にオルムステッドが建築主任となった。建築予定地は岩石が露出し,また沼沢地が多く,周辺の市街化もあまり進んでいなかったが,公園は現在,都市の巨大な緑のオアシスとなっている。公園内には森林,庭園,動物園,アイススケート場,野外劇場のほか,メトロポリタン美術館もある。
執筆者:正井 泰夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…最初,工学を学び農場を経営した後,欧米各地を旅行して社会改良運動の台頭に触れる。都市公園建設を社会改良のための総合手段ととらえて全米に〈公園運動〉を起こし,みずからもセントラル・パーク(ニューヨーク,設計1858)やプロスペクト・パーク(ブルックリン,設計1867)など40以上の公園を計画した。そのほか首都ワシントンの改造事業(1874),シカゴ博覧会の敷地計画(1893),広域緑地計画の先駆例となったボストン都市圏公園系統計画(1896発表)をはじめ,国立公園の設立や自然保護運動など幅広い分野で活躍した。…
…各都市は競って公園を造り緑地を確保したが,そのデザインの基調となったのは,イギリスで発達した風景式庭園の思想であった。この種の公園として最大のものは,人口が増加しつづけるニューヨーク市が創設した面積850エーカーに及ぶセントラル・パークの計画(1854)であり,その設計にはオルムステッドがあたった。これは人口の密集するニューヨークにあって,今日もなお貴重な財産となっている。…
※「セントラルパーク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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