ゼリービーンズ(読み)ぜりーびーんず(英語表記)jelly beans

精選版 日本国語大辞典 「ゼリービーンズ」の意味・読み・例文・類語

ゼリー‐ビーンズ

〘名〙 (jelly beans) ゼラチン澱粉(でんぷん)砂糖寒天を加えて煮て、豆粒の形に固めて粉砂糖をまぶした菓子
流星(1924)〈富ノ沢麟太郎〉二「赤や白のゼリビンズは」

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デジタル大辞泉 「ゼリービーンズ」の意味・読み・例文・類語

ゼリービーンズ(jellybeans)

豆の形にしたゼリー1外側を砂糖で覆い、つや出しをして仕上げた菓子。ジェリービーンズ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゼリービーンズ」の意味・わかりやすい解説

ゼリービーンズ
ぜりーびーんず
jelly beans

キャンディーに属する掛け物菓子一種。ゼリーを中心にして、外側に糖蜜(とうみつ)と粉砂糖をかけて豆の形につくる。表面は固いが、中心はゼリーのため柔らかい。色とりどりに彩色したものが多い。デンプン、砂糖をゼリーの原料にするが、寒天を使うこともある。まずこれらの材料で柔らかいデンプンゼリーをつくり、これを直径0.5センチメートル、長さ2.5センチメートルぐらいに形どり、コーンスターチの中に入れ、ゼリーの水分が8%以下になるまで60℃で1~2日間乾燥する。乾燥したゼリーを回転釜(がま)に入れ、ゼリーを中心にして着色した粘度の高いシロップと粉砂糖をふりかけ、一粒一粒の全表面に塗布する。これを何回か繰り返し、一定の大きさになったら、蜜蝋(みつろう)などでつや出しを行う。

河野友美・山口米子]

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「ゼリービーンズ」の解説

ゼリービーンズ【jelly bean】

小さな豆の形にして乾燥させたゼリーに糖衣をかけ、蜜蝋(みつろう)でつやを出したキャンディー。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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