タスカロラ海淵(読み)タスカロラかいえん(英語表記)Tuscarora Deep

精選版 日本国語大辞典 「タスカロラ海淵」の意味・読み・例文・類語

タスカロラ‐かいえん【タスカロラ海淵】

(タスカロラはTuscarora) 千島カムチャツカ海溝南部、ウルップ島の東方二〇〇キロメートルの沖合にある深所。一八七四年アメリカの測量船タスカロラ号が発見し、水深八五一四メートルを測量した。

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デジタル大辞泉 「タスカロラ海淵」の意味・読み・例文・類語

タスカロラ‐かいえん【タスカロラ海淵】

太平洋北西部、千島カムチャツカ海溝の中央部にある深所。深さ8514メートル。1874年、米国のタスカロラ(Tuscarora)号が発見。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タスカロラ海淵」の意味・わかりやすい解説

タスカロラ海淵
タスカロラかいえん
Tuscarora Deep

千島海溝の中央部,北緯 44°17′,東経 150°30′にある海淵。1874年にアメリカ合衆国船『タスカロラ』が水深 8514mを観測したが,1953年にはソビエト連邦海洋観測船『ビーチャジ』が,このやや南西で 1万377mの深所を発見した。

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