タフトハートレー法(読み)タフトハートレーほう

精選版 日本国語大辞典 「タフトハートレー法」の意味・読み・例文・類語

タフト‐ハートレー‐ほう ‥ハフ【タフトハートレー法】

(タフト‐ハートレーはTaft-Hartley) 一九四七年制定のアメリカの労働立法。正しくは労使関係法ストライキ制限労働問題に対する政府干渉権の強化など、一九三五年のワーグナー法で得た労働者権利を制限。

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デジタル大辞泉 「タフトハートレー法」の意味・読み・例文・類語

タフトハートレー‐ほう〔‐ハフ〕【タフトハートレー法】

1947年6月に制定された米国の労使関係法の通称。提案者タフトと下院労働委員長ハートレー(F.Hartley)の名に由来クローズドショップ制の禁止ストライキの禁止などを内容とし、1935年のワグナー法で認めた労働者の諸権利を大幅に修正した。

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