タブブラウザー(読み)たぶぶらうざー

デジタル大辞泉 「タブブラウザー」の意味・読み・例文・類語

タブ‐ブラウザー(tab browser)

一つウインドーに表示した複数ウェブページを切り替えて閲覧することができるブラウザータブというGUIの仕組みの一つを利用する。他の一般的なブラウザーと異なり、新しいウェブページを開くたびに、ウインドーが作成されるという煩雑さがない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「タブブラウザー」の解説

タブブラウザー

ブラウザーの形態ひとつ。ひとつのウィンドーに複数のページのデータを読み込み、タブ(見出し)をクリックして表示する内容を切り替える(タブブラウズ)機能を持つもの。一度に多くのページにアクセスしてもブラウザーのウィンドーが画面にたくさん並ばず、表示するページの切り替えも楽なことからユーザーの支持を得、ブラウザーの主流となっている。ただし、複数のページを画面内に同時に(並べて/重ねて)表示するには、これまで通り複数のウィンドーを開く必要がある。マイクロソフトInternet Explorer 7でタブブラウズを導入したことにより、FirefoxOperaSafari等、主流のブラウザーはすべてタブブラウザーになった。グーグルChromeもタブブラウザーである。画面解像度やデータ処理能力の向上により、携帯電話等のパソコン以外の機器向けブラウザーも、タブブラウザーが標準的になりつつある。

(斎藤幾郎 ライター / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

IT用語がわかる辞典 「タブブラウザー」の解説

タブブラウザー【tab browser】

ひとつのウィンドウに複数のウェブページを切り替えて表示できるウェブブラウザー総称従来は複数のページを開くとウィンドウの数が増え、使い勝手が悪かったが、タブブラウザーならばひとつのウィンドウで済み、メモリー節約にもなる。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「タブブラウザー」の解説

タブブラウザー

タブを利用してページを切り替えるWebブラウザーのこと。1つのウィンドウ内に複数のページを表示できるのが特徴。代表的なタブブラウザーに、OperaやFirefoxがある。

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