タブリエ(英語表記)tablier

デジタル大辞泉 「タブリエ」の意味・読み・例文・類語

タブリエ(〈フランス〉tablier)

エプロンのこと。元来は、ドレススカートの汚れを防ぐために着るものであるが、これが独立したウエアとして作られ用いられるようになったもの。タブリエドレス。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タブリエ」の意味・わかりやすい解説

タブリエ
tablier

アフリカコイ族サン族の成人女性の外陰部にみられる特異な形態。小陰唇が極度に発達して陰裂の外に長く下垂しているところからこの名がつけられた。ただし日常は腟の中に押込んでいるという。その成因については,指で人為的に引伸ばすという説と遺伝的なものとする説とがある。俗に「ホッテントット前垂」とも呼ばれる。

タブリエ
tablier(仏)

前掛け,エプロンのこと。エプロンのような後ろ開きのオーバードレスをいう。 1850年代から 70年代まで流行し,その後もしばしばファッション線上に浮かび上がり,クラシックなイメージを出している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android