タムタム(英語表記)tamtam

精選版 日本国語大辞典 「タムタム」の意味・読み・例文・類語

タム‐タム

〘名〙 (tam-tam) 打楽器一つ。円板状の金属製で中央部が高く、周囲が折れ返った形になっており、木枠(きわく)につるしたものをばちで打ち鳴らす。
日本風俗備考(1833)九「印度及び支那等のタムタムス或はゴンゴンスの如く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「タムタム」の意味・読み・例文・類語

タム‐タム(tam-tam)

楽器の一。オーケストラなどで用いられる銅鑼どら

タム‐タム(tom-tom)

トムトム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「タムタム」の意味・わかりやすい解説

タムタム
tamtam

打楽器の一種。18世紀末に東アジアの大型の銅鑼(どら)がヨーロッパ管弦楽の中に取り入れられた際につけられた名称本来は楽器の名称に多い擬声語で,南インドの大型の枠型太鼓の名称タミタムtammittam(マラヤーラム語)をはじめ,アフリカの木製打楽器,アメリカ・インディアンの太鼓,ニューギニアの竹胴の太鼓など広範囲の打楽器に類似の名称がつけられている。ヨーロッパでは特に音高の定められていない大型の銅鑼にこの名称が用いられる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「タムタム」の意味・わかりやすい解説

タムタム

ゴング

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タムタム」の意味・わかりやすい解説

タムタム

ゴング」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android