タユゲテ(英語表記)Taygete

デジタル大辞泉 「タユゲテ」の意味・読み・例文・類語

タユゲテ(Taygete)

木星の第20衛星。他の多く惑星とは逆向きに公転する。2000年に発見。名の由来ギリシャ神話ゼウス愛人。非球形で平均直径は約5キロ。タイゲテ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のタユゲテの言及

【プレイアデス】より

…ギリシア神話で,ティタン神アトラスとプレイオネPlēionē(オケアノス〈大洋〉の娘)の7人の娘,アルキュオネAlkyonē,メロペMeropē,ケライノKelainō,エレクトラĒlektra,アステロペAsteropē,タユゲテTaygetē,マイアMaia(伝令神ヘルメスの母)の総称。彼女たちはその母とともにボイオティア地方の森の中で,狩人のオリオンに5年にわたって追われつづけたため,これを憐れんだゼウスが母娘も追手もともに天に上らせ,オリオンを犬を連れた狩人の星に,娘たちをそのオリオン星から逃れようとする7羽の鳩(古代ギリシア語でペレイアデスpeleiades)の星(和名は昴(すばる))に化したという。…

※「タユゲテ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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