…また,アザミのように平安期には栽培されていたが,今ではまったく野草にもどってしまったものや,セリやフキのように栽培→野生→栽培という歴史をもつものもある。現在セリ,フキ,ウド,ワラビ,アシタバ,タラの芽などは栽培に移されて量産が進み,とくにワラビは促成・抑制栽培が確立されている。近年食品加工の行過ぎから自然食品ブームなる現象が起こり,山菜の魅力が見直され,一部のものは山村の重要な経済植物となっている。…
…果実は球形で径約3mm,秋に黒く熟し,中には5個の核がある。若芽(タラの芽)(イラスト)は山菜で,独特の香味が喜ばれ,あえ物や煮物,てんぷらやいため物にして食べ,山仕事をする人たちは,そのままたき火で焼いてみそをつけて食べる。日本全土,中国北部,サハリン,アムール,ウスリー地方に分布する。…
※「タラの芽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新