ダッソー・ラファール(英語表記)Dassault Rafale

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダッソー・ラファール」の意味・わかりやすい解説

ダッソー・ラファール
Dassault Rafale

フランスが 2000年代の主力機として開発した戦闘機三角翼とカナード翼を備え,機動性にも優れる。空軍向けの複座機は 1999年末から引き渡しに入り、2006年現在,総数 234機の生産が進んでいる。また海軍向けには 60機を生産中。ほかにギリシアインドへの輸出も見込まれる。エンジンは SNECMA M88-2 2,乗員2,全長 15.3m,全幅 10.9m,総重量 24.5t,最大速度マッハ 1.8,航続距離 2000km以上。武装は 30mm機関砲1,ミサイル,爆弾など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android