チタン工業(読み)チタンこうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チタン工業」の意味・わかりやすい解説

チタン工業
チタンこうぎょう

化学会社。 1936年に酸化チタンを国産化するために設立。 38年日本硫酸を合併。 62年東京証券取引所第2部と広島市場に上場,87年東京第1部に指定替え。酸化チタンとともに磁性材料用などの酸化鉄製造,販売する。新素材の開発注力。売上構成比は,酸化鉄 53%,酸化チタン 46%,その他1%。年間売上高 76億 7800万円 (うち輸出 27%) ,資本金 30億 4900万円,従業員数 318名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「チタン工業」の解説

チタン工業

正式社名「チタン工業株式会社」。英文社名「Titan Kogyo, Ltd.」。化学工業。昭和11年(1936)設立。本社は山口県宇部市小串。主に白色顔料に使用される酸化チタンを製造。紫外線防御用化粧品などの材料となる超微粒子酸化チタンや塗料向け酸化鉄も扱う。中国で化学合成繊維向け酸化チタンを生産。東京証券取引所第1部上場。証券コード4098。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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