日本大百科全書(ニッポニカ) 「チョーク(筆記具)」の意味・わかりやすい解説 チョーク(筆記具)ちょーくchalk 高温に熱した焼石膏(しょうせっこう)や炭酸カルシウムの粉末を水でこね、型に入れて棒状に固めた筆記具。白墨(はくぼく)ともいう。主として黒板上で使用されるが、白色のほかに各種の色素を加えた色物もある。わが国では1873年(明治6)にフランスから輸入されたのが最初で、75年に初めて国産品が杉本卯之助(うのすけ)によりつくられた。[野沢松男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例