テクノ[techno](読み)テクノ

音楽用語ダス 「テクノ[techno]」の解説

テクノ[techno]

'70年代前半にドイツクラフトワーク、日本のYMOなどによって始まったテクノポップがその語源。いわゆる“ピコピコ”と表現された、コンピューターを使った無機的な音楽のことだった。現在のテクノはハウスに代表されるダンス・ミュージックのひとつといえ、ミュージシャンよりむしろDJやリミキサーによるサンプラーを多用したサウンドを指すようになり、当時のテクノ・ポップとは一線を画している。新世代のテクノはディスコでのライブといえるレイヴと結び付き、デス・テクノ、ハイ・エナジーなど、多様化している。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

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