ディアボロ

精選版 日本国語大辞典 「ディアボロ」の意味・読み・例文・類語

ディアボロ

〘名〙 (diabolo) 独楽(こま)一種。鼓の胴に似た形で、くびれの箇所を通る糸の両端左右の手に持ち、交互に上下して糸の上の独楽を回転させたり、空中に投げて受けたりする。明治末期、学生の間で大流行した。
※ふらんす物語(1909)〈永井荷風〉蛇つかひ「子供が騒(さわが)しく声を立てながら、狭い道をわがものにヂヤボロ(玩具の名)を投げて居る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ディアボロ」の意味・読み・例文・類語

ディアボロ(〈イタリア〉diavolo)

悪魔
[類語]ディアブロデビルサタンデーモンルシフェル

ディアボロ(〈英〉・〈フランス〉diabolo)

鼓の胴に似た形の独楽こま。くびれた部分に巻いた糸を左右の手で操って遊ぶ。明治末期に流行。空中独楽。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android