ディレクトリー

デジタル大辞泉 「ディレクトリー」の意味・読み・例文・類語

ディレクトリー(directory)

住所氏名録。人名簿紳士録名鑑。また、ビルなどの居住者表示板。
コンピューターで、ハードディスクCD-ROMなどの記憶媒体に記録された複数ファイルを、分類したり整理したりするために、あるまとまりをもたせて収容した場所、または概念。入れ子状に階層構造をもたせることができる。UNIX系のオペレーティングシステムではディレクトリーと呼び、WindowsMac OSではフォルダーと呼ぶ。
[類語]名鑑名簿人名簿紳士録住所録リストブラックリスト

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 「ディレクトリー」の解説

ディレクトリー【directory】

MS-DOSUNIX系のオペレーティングシステムで、コンピューターで扱うファイルを分類して収める場所。階層構造を持たせて整理や管理を行う。最上位の階層を「ルートディレクトリー」、操作対象となるファイルと同じ階層を「カレントディレクトリー」または「ワーキングディレクトリー」という。◇コンピューターの分野では「ディレクトリ」ということが多い。WindowsMac OSでは「フォルダー」という。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ディレクトリー」の解説

ディレクトリー

記憶装置の中のファイルを分類して階層構造で管理するための概念。ディレクトリーは複数作成でき、ディレクトリーの中に別のディレクトリーを作成して、ファイルを階層化して管理できる。最上位のディレクトリーをルートディレクトリー、その下にあるディレクトリーをサブディレクトリーと呼ぶ。また、現在、作業しているディレクトリーをカレントディレクトリーという。WindowsやMac OSにおける「フォルダー」は、ディレクトリーとほぼ同じ意味で使われる。ファイルの場所は、ディレクトリー名を「/」で区切って並べたパスで表現する。ルートディレクトリーから見たパスを絶対パスまたはフルパス、カレントディレクトリーから見たパスを相対パスという。

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