デジタル大辞泉 「ディープフェイク」の意味・読み・例文・類語 ディープ‐フェイク(deep fake) 人工知能など高度な合成技術を用いて作られる、本物と見分けがつかないような、にせものの動画。[補説]政治家や著名人に虚偽の発言をさせるフェイクニュースや、他人の顔を合成したポルノ動画などに悪用する例があり、問題視されている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「ディープフェイク」の解説 ディープフェイク 人工知能(AI)を使って登場人物の顔や姿を無関係な第三者のものとすり替える動画合成手法、及び、同手法によって作成された動画のこと。コンピューターに自ら学習させ、より正確で効率的な判断を実現させる技術「ディープラーニング(深層学習)」と「フェイク(偽物)」を組み合わせた造語。著名人などの顔を既存のポルノ動画に合成したものは「フェイクポルノ」とも呼ばれる。2017年末、米国のインターネット掲示板で「ディープフェイクス」と名乗る人物がフェイクポルノの作成手法を公開したことを機に、急速に広まったとされる。性犯罪だけでなく、政治工作や大衆扇動などに悪用される危険性もあることから、世界各国で問題視されている。 (2018-5-8) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報