ディー・ウェルト(読み)ディーウェルト

百科事典マイペディア 「ディー・ウェルト」の意味・わかりやすい解説

ディー・ウェルト

ドイツ日刊紙。1946年ハンブルクで創刊,現在はベルリン発行。政治的には中立系。発行部数約30万部(1998年)。日曜版《ウェルト・アム・ゾンターク》もある。
→関連項目シュプリンガー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のディー・ウェルトの言及

【ウェルト】より

…ドイツの高級全国紙の一つ。題号は〈世界〉の意味。1946年4月,西ドイツを分割占領したイギリス軍により,週2回刊としてハンブルクで創刊。49年には発行部数100万を超え,日刊となったが,のち部数を失う。53年9月シュプリンガーに買いとられ,以後,西ドイツ最大のマスコミ・グループであるシュプリンガー・コンツェルンの中心メディアに位置した。反共,ドイツ再統一の立場をかかげ,W.ブラント首相時代(1969‐74)のソ連との融和政策を批判するなど,保守的な論調で知られた。…

※「ディー・ウェルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android