データグローブ(読み)でーたぐろーぶ

ASCII.jpデジタル用語辞典 「データグローブ」の解説

データグローブ

バーチャルリアリティを実現するために考案された装置ひとつ実際の手の動きをデータ化してコンピューターに送り、コンピューター上でそれを再現する。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のデータグローブの言及

【仮想現実】より

…ユーザーがHMD(Head Mounted Display)と呼ばれるゴーグル状のディスプレーを被ると,まわり360度に立体の映像空間が表示され,あたかもその空間に入り込んだように感ずる。また,データグローブと呼ばれる手袋状のデバイスをはめることによって,手指の運動を計算機に伝えることができ,映像で表現された仮想物体を持ち上げたり投げたりすることができるのである。このようなシステムを操作しているとき,われわれは自らの存在する現実世界とは別の,人工的に合成されたある種の世界の存在を感ずることになるであろう。…

【入出力装置】より

…また,コンピューターによって合成した音楽を出力するには,通常,MIDI入力をもつ楽器が使われている。また,人間の手や身体の動作をコンピューターに入力するためにデータグローブという入力装置が開発されている。
[機器のための入出力装置]
 コンピューターネットワークの発達にともなって,他のコンピューターとの通信のための,広い意味での入出力装置,つまりモデム,ネットワークインターフェースなどの通信装置が1990年頃から重要性を増してきた。…

※「データグローブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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