トウロウソウ(英語表記)Bryophyllurm pinnatum; air-plant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トウロウソウ」の意味・わかりやすい解説

トウロウソウ
Bryophyllurm pinnatum; air-plant

ベンケイソウ科多年草。新旧大陸の熱帯に広く分布する。茎は多肉で高さ 60~100cmとなり,葉も多肉で厚く,下部の葉は単葉卵形上部の葉は3~5小葉から成る羽状複葉である。葉を切取って地上に置くか,空中につるすと鋸歯の間から不定芽を生じて発育する。花は円錐状集散花序をなして下向きに咲く。萼は筒状で長さ 2.5~3.7cm,花冠は帯赤色である。

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百科事典マイペディア 「トウロウソウ」の意味・わかりやすい解説

トウロウソウ

セイロンベンケイ

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世界大百科事典(旧版)内のトウロウソウの言及

【カランコエ】より

…また,そのうちの1種ベニベンケイK.blossfeldiana Poelln.の園芸品種も単にカランコエの名で売られている。この属は,多肉の対生する葉を有し,110種ほどが知られ,3群すなわちトウロウソウ,マダガスカルベンケイ,リュウキュウベンケイの3亜属に大別される。そのうちトウロウソウ亜属25種とマダガスカルベンケイ亜属11種は,前者のうちのセイロンベンケイ(トウロウソウ)K.pinnata Persoon.(英名air plant)(イラスト)を除いて,すべてマダガスカル島の原産である。…

※「トウロウソウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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