トス

精選版 日本国語大辞典 「トス」の意味・読み・例文・類語

トス

〘名〙 (toss)
① 野球、バスケットボールで、近くにいる味方選手にボールを下からすくうように軽く投げ渡すこと。
※熱球三十年(1934)〈飛田穂洲〉平凡な大投手「窮余彼は一塁にトッスした」
バレーボールで、味方選手に攻撃させるために、ボールを軽く打ち上げること。
テニスで、サーブを打つときにボールを空中に投げ上げること。
④ サッカー、ラグビー、バレーボール、卓球、テニスなどで、先攻またはサイド(コート)をきめるために、コインを投げ上げその表裏できめるか、ジャンケンをすること。また、テニスではラケットを回して倒し、その表裏をいいあてること。
レスリングで、スタンドで三点以上の差がないときに、グランドの攻撃者をきめるためジャンケンをすること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「トス」の意味・読み・例文・類語

トス(toss)

[名](スル)
野球・バスケットボールなどで、近くにいる味方へ、ボールを軽くすくうように投げ渡すこと。
バレーボールで、味方選手がスパイクを打ち込みやすいようにボールを上げること。
テニスで、サーブを打つときにボールを空中に投げ上げること。
コイントス

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