トマム川(読み)とまむがわ

日本歴史地名大系 「トマム川」の解説

トマム川
とまむがわ

日高山脈北端の狩振かりふり(標高一三二三・四メートル)の北西山麓に源を発する(流路延長一三五キロ)最上流部の別称。全長四四・一キロ、流域面積一七九・五平方キロ。占冠村トマム地区を西に流れ、同村下トマムでホロカトマム川、同村占冠でパンケシュル川などの支流を集めて、同村中央で双珠別そうしゆべつ川と合流するまでをいう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内のトマム川の言及

【鵡川】より

…日高山脈北部,上川,日高,十勝3支庁の境界付近に源を発し,夕張山地を流れて鵡川町で太平洋に注ぐ。上流部はトマム川と呼ばれ,占冠(しむかつぷ)村で双珠別川と合流して鵡川となる。中流部の夕張山地中では河谷が狭く,急崖が連なる赤岩青巌峡がある。…

※「トマム川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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