トレンガヌ州(読み)トレンガヌ(英語表記)Trengganu

デジタル大辞泉 「トレンガヌ州」の意味・読み・例文・類語

トレンガヌ(Terengganu)

マレーシアマレー半島北東部の州。州都クアラトレンガヌ東岸南シナ海に面し、平野部には水田、ヤシ園が広がる。沿岸一部石油天然ガスを産する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トレンガヌ州」の意味・わかりやすい解説

トレンガヌ〔州〕
トレンガヌ
Trengganu

マレーシア,マレー半島東部,南シナ海にのぞむ州。州都クアラトレンガヌ。 18世紀初頭からスルタン国となり,タイに朝貢していたが,1909年イギリスの保護領となり,57年マラヤ連邦の独立によりその州となる。州域の大部分熱帯雨林で,人々は海岸沿いに連なる小集落に住み,米作や小規模な漁業に従事する。干し魚,塩魚,コプラ,マレーさらさなどを産出アブラヤシゴムの植付けが進められている。人口の大部分はマレー人。面積1万 2955km2。人口 75万 2000 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android