ドイツ・キリスト教労働組合連盟(読み)どいつきりすときょうろうどうくみあいれんめい

世界大百科事典(旧版)内のドイツ・キリスト教労働組合連盟の言及

【キリスト教労働組合】より

…91年のローマ教皇レオ13世の有名な回勅〈レルム・ノウァルム(新しい事柄)〉が人間の尊厳を言明して労働問題に対する教会の使命を明示したことは,ヨーロッパ全体に新しい労働観をもたらし,キリスト教労働組合の発展への契機となった。99年にはプロテスタント系組合と合同してドイツ・キリスト教労働組合連盟が結成され,第1次大戦直前には組合員35万人,戦後の1920年には100万人に達した。第2次大戦後の労働組合運動再建には,戦線を統一してドイツ労働総同盟(DGB(デーゲーベー))が結成され,55年にザール地区を中心に勢力を盛り返したが,現在も少数派にとどまっている。…

※「ドイツ・キリスト教労働組合連盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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