ドイツ菖蒲(読み)ドイツあやめ

精選版 日本国語大辞典 「ドイツ菖蒲」の意味・読み・例文・類語

ドイツ‐あやめ【ドイツ菖蒲】

〘名〙 アヤメ科の多年草。ヨーロッパ産の野生種交配によって作られた園芸品種で、観賞用として世界的に広く栽培されている。根茎は太く、横にはう。葉は剣状で長さ約四〇センチメートル、幅約三センチメートル。花の外花被は広大で垂れ、基部に黄白色の毛を密生する。内花被は大形の倒卵形で直立し、上半部は内曲する。紫、淡紫紅紫、黄白、黄、橙、桃、赤色などがある。根茎は薬用ジャーマンアイリス

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デジタル大辞泉 「ドイツ菖蒲」の意味・読み・例文・類語

ドイツ‐あやめ【ドイツ菖蒲】

アヤメの園芸品種の一。ヨーロッパ原産の数種を交雑して作られ、花色は紫・白・黄色など変化に富み、5、6月ごろ開花する。ジャーマンアイリス。

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