ドカベン(読み)どかべん

知恵蔵mini 「ドカベン」の解説

ドカベン

水島新司による野球マンガシリーズ。神奈川県・明訓高校野球部の捕手強打者の山田太郎(通称ドカベン)を主人公に、個性派ぞろいのチームメートとの交流やライバルとの熱い戦いを描く。1972年から81年まで、マンガ雑誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載された。その後、同誌にて続編「大甲子園」(83年~87年)、「ドカベン プロ野球編」(95年~2004年(発表号))、「ドカベン スーパースターズ編」(04年~12年)、「ドカベン ドリームトーナメント編」(12年~18年)を発表。ドリームトーナメント編の終了をもってシリーズ完結となった。単行本は全205巻での完結が予定されている。テレビアニメ化もされており、1976年から79年までフジテレビ系列で放送され、人気を集めた。

(2018-7-3)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「ドカベン」の解説

ドカベン

①水島新司による漫画作品。高校野球を舞台にした野球漫画。続編に「大甲子園」「プロ野球編」「スーパースターズ編」「ドリームトーナメント編」がある。『週刊少年チャンピオン』1972年第18号~1981年第16号、「プロ野球編」1995年第15号~2004年第4・5合併号、「スーパースターズ編」2004年第6号~2012年第17号、「ドリームトーナメント編」2012年第18号~連載。秋田書店少年チャンピオンコミックス全48巻+プロ野球編全52巻+スーパースターズ編全45巻+ドリームトーナメント編全34巻。1977年実写映画が公開された。
②①を原作とする日本のテレビアニメ。放映はフジテレビ系列(1976年10月~1979年12月)。制作日本アニメーション

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android