ドクター中松(読み)どくたーなかまつ

知恵蔵mini 「ドクター中松」の解説

ドクター中松

日本の発明家。本名は中松義郎。1928年生まれ、東京都出身。東京大学卒業。工学博士法学博士医学博士・理学博士・人文学博士 。同氏の公式プロフィールによると、これまでの発明件数は3,000件以上であり、トーマス・エジソンの1,093件を上回り世界一としている。91年、東京都知事選挙に無所属で立候補、「21世紀の地球都市を発明する」の基本政策を掲げ、自作のジャンピングシューズを履いたパフォーマンスを行った。以降、東京都知事選挙に繰り返し出馬して注目を集め、タレントとしてテレビに出演している。2014年6月26日、同氏は東京都内で記者会見を行い、13年12月に末期がんと診断され、医師から「余命は来年末(2015年末)まで」と宣告されたことを明らかにした。「これからは前立腺導管がんを治す『治療ロボット』の発明を目指すとともにがんで苦しむ人のための募金活動もしたい」などと同会見の席上で語った。

(2014-6-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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