ドリップ

精選版 日本国語大辞典 「ドリップ」の意味・読み・例文・類語

ドリップ

〘名〙 (drip)
① 細かくひいたコーヒー豆熱湯を注いで濾過する方式。
※見知らぬ家路(1970)〈黒井千次〉「コーヒーも〈略〉ブルーマウンテンをドリップ式にいれて」
冷凍食品を解凍するとき、食品からにじみ出るうまみを含んだ汁。

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デジタル大辞泉 「ドリップ」の意味・読み・例文・類語

ドリップ(drip)

しずく。したたり。
コーヒーの入れ方の一。布や紙のフィルターの上にひいたコーヒー豆を入れ、上から熱湯を注いです。コーヒードリップ。

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栄養・生化学辞典 「ドリップ」の解説

ドリップ

 冷凍した食品を解凍するとき,しみ出る液.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のドリップの言及

【コーヒー】より

…それまではいった豆を微粉にして煮出した液をそのまま飲むというアラビア・トルコ風の飲み方が行われていたが,まず,そのコーヒー液をろ過してかすを除くことに気がついたのである。1763年フランスのドン・マルタンによって袋入りのポットが発表されたのがそれであり,1800年にはド・ベロイのドリップポットが出現して,コーヒーの近代化が確立されたのである。また,飲用が広まるにつれて,それまでエチオピアやアラビアでしか産しなかったコーヒー豆は,ヨーロッパ諸国の植民地拡大にともなって,東南アジア,中南米,中央アフリカなどでも産出されるようになった。…

※「ドリップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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