ドロップハンマー

デジタル大辞泉 「ドロップハンマー」の意味・読み・例文・類語

ドロップ‐ハンマー(drop hammer)

ウインチで巻き上げたおもりを落下させてくいを打ち込む土木機械。また、つるし上げたつちを落下させて鍛造プレスを行う工作機械

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ドロップハンマー」の意味・読み・例文・類語

ドロップ‐ハンマー

〘名〙 (drop hammer) くい打ちなどの作業を行なう土木機械。ウインチで巻き上げたおもりを自由落下させる。鍛造やプレスに用いるものでは、蒸気圧縮空気でおもりを上昇させる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のドロップハンマーの言及

【杭打機】より

…杭を地中に深く打ち込むのに使用される基礎工事用機械。おもりをウィンチで巻き上げ,これを杭頭に落下させて杭を打ち込むドロップハンマー,蒸気または圧縮空気を利用して,杭頭に設置したシリンダー内のピストンに上下運動を行わせ,ピストン下端に取り付けられたおもりによって杭頭に打撃力を与える気動ハンマー(おもりの押上げのみに圧気を用いる単動ハンマーと,落下にも圧気を加えて落下速度を速くした複動ハンマーがある),ディーゼルエンジンによるピストンの上下運動を利用して,杭頭に打撃力を与えるディーゼルハンマーなどがある。小径の杭の打込みにはドロップハンマーも用いられるが,大型の鋼管杭が採用されるようになったことに伴って,現在では打撃力が大きいディーゼルハンマーが杭打機の主流となっている。…

※「ドロップハンマー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android