ドロン・ワーク(読み)ドロンワーク

百科事典マイペディア 「ドロン・ワーク」の意味・わかりやすい解説

ドロン・ワーク

ドロン・スレッド・ワークdrawn thread workの略。刺繍(ししゅう)の一種で,布の織糸を抜き,残った糸をまとめたりかがったりして模様を表す。布地は麻や木綿が使われ,糸は刺繍糸毛糸などが用いられる。おもにテーブルクロスハンカチーフブラウスなどに応用ヨーロッパで13世紀以来行われ,カットワークとともにレースが生まれるもととなった。
→関連項目刺繍

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android