ドンタプ省(読み)ドンタプ(英語表記)Dong Thap

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドンタプ省」の意味・わかりやすい解説

ドンタプ〔省〕
ドンタプ
Dong Thap

ベトナム南部の省。省都カオライン。低平なメコン川デルタの北西部に位置し,北はカンボジア国境を接する。主産業は米作で,北部を中心に広がるドンタプムオイと呼ばれる湿地帯では浮稲栽培が行われる。省を貫流するメコン川と結ぶ運河網が発達し,また沼沢地が多いため,淡水魚養殖が盛ん。面積 3276km2人口 140万 1600 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android