ナリジキシン酸

栄養・生化学辞典 「ナリジキシン酸」の解説

ナリジキシン酸

 C12H12N2O3 (mw232.24).

 ナリジクス酸ともいう.多くグラム陰性菌に抗菌活性を示す抗生物質細菌のDNAジャイレース(DNA gyrase)を阻害して,DNA合成を阻害する.真核生物のDNA合成には影響しない.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android