日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ニキーチン(Nikolay Nikolaevich Nikitin)にきーちんНиколай Николаевич Никитин/Nikolay Nikolaevich Nikitin(1895―1963) ソ連の小説家。文学グループ「セラピオン兄弟」の一員として出発、装飾的文体や形式の独自性を模索した短編集『暴動』(1923)などを発表する。1920年代後半以降はジャーナリストとしても活躍。代表的作品に中編『星を語ろう』(1934)、中央アジアへの英米干渉に対するソビエト人民の闘いを描いた長編『北極光』(1950)などがある。[安井侑子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例