精選版 日本国語大辞典 「ニュージャージー」の意味・読み・例文・類語
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アメリカ合衆国大西洋岸中部の工業州。略称N.J.。独立13州の一つで,連邦加入1787年,3番目。面積1万9211km2,人口879万1894(2010)。州都トレントン,最大都市ニューアーク。州名はイギリス植民地時代の知事の出身地がイギリス,ジャージー島であったことによる。北部はアパラチア山脈東麓,丘陵性のピードモント台地で一帯に湖が多く,中南部は低平なコースタル・プレーン(海岸平野)で,大西洋岸には砂州や潟湖が連続する。湿潤温暖気候地域のほぼ北端にあたる。北東部の州境にはハドソン川が流れ,対岸のニューヨーク市の衛星都市群(ニューアーク,ジャージー・シティ,パターソン,エリザベスなど)が集中して発達している。西の州境にはデラウェア川が流れ,キャムデンの対岸にはペンシルベニア州のフィラデルフィアがある。ニューヨークとフィラデルフィアを結ぶ線は,アメリカ・メガロポリスの幹線交通軸であり,州都トレントンや研究都市プリンストンがある。大西洋岸には,メガロポリス最大の海岸保養都市アトランティック・シティのほか,多くの保養地が見られる。薬品をはじめ化学工業の発達が目ざましく,そのほか繊維,機械,食品加工など工業化のきわめて進んだ州となっている。トウモロコシのほか,大消費地に隣接して近郊農業の発達が著しく,トマト,クランベリー,イチゴ,桃,アスパラガスなどを産する。乳牛,豚,鶏の飼育も盛んである。1524年,イタリア人G.daベラツァーノが白人でははじめて当地の沿岸を探検したといわれる。17世紀に入ってからオランダ人が入植し,付近一帯を〈ニューネーデルラント(新オランダ)〉と称したが,1664年にイギリスの勢力下に入った。また,アメリカ独立革命では州内各地が戦場となった。
執筆者:正井 泰夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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