ヌクアロファ(英語表記)Nukualofa

精選版 日本国語大辞典 「ヌクアロファ」の意味・読み・例文・類語

ヌクアロファ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ヌクアロファ」の意味・読み・例文・類語

ヌクアロファ(Nukualofa)

南太平洋、トンガ王国の首都。トンガタプ島北岸にある港湾都市。1840年代に現王朝を確立したジョージ=ツポウ1世が都を置き、政治商業中心地となった。コプラバナナなどの積出港として発展王宮王族の墓、教会などがある。人口、行政区2万、都市圏3万(2000)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ヌクアロファ」の意味・わかりやすい解説

ヌクアロファ
Nukualofa

南太平洋,トンガ王国の首都。人口3万4300(2006)。トンガタプ島の北岸に位置する。王宮,官庁議事堂などがある政治の中心地で,コプラ,バナナの積出港として貿易,商業の中心地でもある。高校,主要な教会,放送局などもある。碁盤の目状に街路がつくられ,町のほぼ中央にトゥポウ1世以降の王族を埋葬した墓地がある。美しい2階建ての王宮は海を臨む地にあり,1867年ニュージーランド人によって建てられた。王宮に接して王族用教会があり,トゥポウ2世以降代々の王の戴冠式,および王族の結婚式はこの教会で行われている。生活の便利さを求めて,遠方島々から近年ヌクアロファに移住してくる人々が増加している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「ヌクアロファ」の意味・わかりやすい解説

ヌクアロファ

南太平洋の島国トンガの首都。同国の主島トンガタプ島の中西部の北岸に位置する。王宮,政庁をはじめ学校,教会,病院などがある,国の政治,文化の中心地になっている。また海岸にはサンゴ礁にまもられた同国の主要港があり,コプラ,バナナ,バニラなどを輸出している。人口2万4229人(2011)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヌクアロファ」の意味・わかりやすい解説

ヌクアロファ
ぬくあろふぁ
Nukualofa

南太平洋、トンガ王国の首都。南太平洋の主要港の一つ。トンガタプ島の北岸に位置する。人口2万4100(2001推計)。1840年代にジョージ・ツポウ1世がここに都を置いて以来、つねに政治・経済の中心であり、港町として発展した。緑の木々と花壇に彩られた町並みは、ヌクアロファの原語の意味「愛の家」にふさわしい。王宮、王立礼拝堂、王の墳墓などがある。

[大島襄二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌクアロファ」の意味・わかりやすい解説

ヌクアロファ
Nuku'alofa

トンガの首都。トンガタプ島北岸に位置する。 19世紀以来の王宮,教会,王墓などがある。同国の主要港および商業中心地であり,コプラ,バナナ,バニラなどを輸出。人口 2万4200(2009)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android