ネッキ

精選版 日本国語大辞典 「ネッキ」の意味・読み・例文・類語

ネッキ

〘名〙 (nick から) 活字の軸の一面に刻まれている溝。文選植字の時、活字の背腹・大小・書体などの区別がしやすい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のネッキの言及

【活字】より

…字面と肩の間の凹所を谷といい,印刷のとき汚れたり紙型をとるとき支障が起こらないように,ある程度の深さを必要とする。ネッキは,活字の種類,大きさなどを判別する役目をし,足は活字のすわりをよくする。字面から足までが活字の高さで,文字で見て活字体の天地の寸法が活字の大きさである。…

※「ネッキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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