ノアイヨン(英語表記)Noyon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノアイヨン」の意味・わかりやすい解説

ノアイヨン
Noyon

フランス北部,オアーズ県の町。コンピエーニュ北東約 24kmに位置する。フランク王カルル (シャルルマーニュ) 大帝王位についた (768) 地として知られる。宗教改革者 J.カルバン生地でもあり,カルバン博物館がある。初期ゴシック様式のノートルダム大聖堂 (12~13世紀) がある。家畜穀類を集散するほか,金属,食品加工業が行われる。人口1万 4628 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノアイヨン」の意味・わかりやすい解説

ノアイヨン
のあいよん
Noyon

フランス北部、オアーズ県の都市。人口1万4471(1999)。サン・カンタン運河とノール運河の合流点近くに位置する。ガロ・ロマンの遺跡が多い。ノートル・ダム大聖堂は初期ゴシック様式建築の代表例とされる。宗教改革者カルバンの生地で、カルバン博物館(建物は16世紀ゴシック様式)がある。

[高橋伸夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android