ノイマンバンド(読み)のいまんばんど

世界大百科事典(旧版)内のノイマンバンドの言及

【鉄隕石】より

…オクタヘドライトの切断研磨面の硝酸アルコール溶液によるエッチングを行うと,両鉱物による三角形や平行四辺形の格子模様からなる特徴的なウィドマンシュテッテンWidmanstätten構造が観察される。一方,ヘキサヘドライトでは同様にノイマンバンドと呼ばれる細い平行線群が認められる。アタキサイトではきわめて細かなカマサイトとテーナイトの集合体(プレッサイトplessite)からなり,なんら規則的な構造は示さず,Ni含有量のきわめて少ないヘキサヘドライトとともに塊状鉄隕石と呼ばれる。…

※「ノイマンバンド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android