ノイミュンスター(読み)のいみゅんすたー(英語表記)Neumünster

デジタル大辞泉 「ノイミュンスター」の意味・読み・例文・類語

ノイミュンスター(Neumünster)

ドイツ北部、シュレースウィヒ‐ホルシュタイン州の都市ユトランド半島基部に位置する。17世紀に繊維工業発展鉄道・道路交通の要地となり、金属工業電子工業などが盛んになった。建築建設業博覧会毎年開催されることでも知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノイミュンスター」の意味・わかりやすい解説

ノイミュンスター
のいみゅんすたー
Neumünster

ドイツ北部、シュレスウィヒ・ホルシュタイン州の工業都市。人口7万9800(2000)。ユトランド半島の基部に位置し、半島の各方面への鉄道の交差点をなす。経済の中心は工業で、17世紀以来の繊維工業に、新たに皮革工業金属加工、最近では電子機器が加わった。またドイツ北部の建築業の中心地で、毎年、建築・建設業博覧会が開かれる。工業博物館もある。市となったのは1870年で新しい。第二次世界大戦では著しい戦災を受けた。

[齋藤光格]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノイミュンスター」の意味・わかりやすい解説

ノイミュンスター
Neumünster

ドイツ北部,シュレースウィヒホルシュタイン州の都市。キールの南約 30kmに位置する。鉄道・道路交通の要地で繊維,皮革機械金属化学などの工業が盛ん。人口8万 743 (1991推計) 。

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