ノウウス・ホモ(英語表記)novus homo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノウウス・ホモ」の意味・わかりやすい解説

ノウウス・ホモ
novus homo

ローマ共和政末期,またはそれより少し早い時期に初めて元老院入りをしたある家系最初の人。ノブス・ホモとも表記される。特別の意味では執政官 (コンスル) 職を獲得し,ノビリタスになったある家系の最初の人を表示した用語弁論家として政界に進出した M.キケロもその例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android