ノートル・ダム・ラ・グランド聖堂[ポアティエ](読み)ノートル・ダム・ラ・グランドせいどう[ポアティエ](英語表記)Notre-Dame-la-Grande, Poitiers

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ノートル・ダム・ラ・グランド聖堂[ポアティエ]
ノートル・ダム・ラ・グランドせいどう[ポアティエ]
Notre-Dame-la-Grande, Poitiers

フランス西部のポアティエにあるロマネスク建築聖堂。 11世紀末から 12世紀前半にかけて建立された。ファサード全体大小のアーチで構成され,多く彫刻が施されている。内部身廊側廊が同じ高さのホール式聖堂となっており,リブ・ボールト (肋骨穹窿) も全体としてドーム状をなしていて,ロマネスク建築としては末期のものながら,その特徴をよく残している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android