ハイバネーション(読み)ハイバネーション(英語表記)hibernation

翻訳|hibernation

デジタル大辞泉 「ハイバネーション」の意味・読み・例文・類語

ハイバネーション(hibernation)

冬眠。冬ごもり。
コンピューター電源を切る、あるいは省電力状態にする直前メモリー内容ハードディスクなどに記録する機能。再開時にメモリー内容を読み出し、電源を切る直前の状態に戻すことができる。休止状態。→スリープ2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 「ハイバネーション」の解説

ハイバネーション【hibernation】

コンピューターの省電力機能ひとつ。作業中断直前のメモリーの内容をハードディスクに保存して電源を切る。そのため、再開時にオペレーティングシステムアプリケーションソフトを起動しなおす必要がなく、作業復帰(レジューム)を速やかに行うことができる。ノートパソコンなどにはバッテリー残量が少なくなったときに、自動的にこの休止状態になるものもある。◇「休止状態」ともいう。類似する機能として「スタンバイ」があり、この場合は作業状態をメモリーに保存する。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ハイバネーション」の解説

ハイバネーション

パソコンの電源を切ると同時に、実行中の作業内容をメモリーからハードディスクに自動的に退避させて保管する機能。パソコンを再起動すると、電源を切る直前の作業状態がハードディスクから読み出されて、メモリー上に再現される。主にノートパソコンで採用されている機能である。

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パソコンで困ったときに開く本 「ハイバネーション」の解説

ハイバネーション

ウィンドウズでいう「休止状態」のことです。
⇨休止状態

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

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