ハイブリッド・チャイナ(読み)はいぶりっどちゃいな

世界大百科事典(旧版)内のハイブリッド・チャイナの言及

【バラ(薔薇)】より

…なかでもハイブリッド・パーペチュアル・ローズHybrid Perpetual Roseとティー・ローズTea Roseの系統が,19世紀後期から作り出され,最も重要な園芸バラの系統となった。ハイブリッド・パーペチュアル・ローズは,ハイブリッド・チャイナHybrid Chinaと呼ばれた四季咲性のコウシンバラ系とダマスクバラの自然交雑種や,コウシンバラ系とローザ・ガリカの交雑種,あるいはコウシンバラ系とダマスクバラの自然交雑によってできたブルボン・ローズBourbon Roseなど,さまざまな雑種起源系統がさらに育成された。性質はそれまで少なかった大輪咲きの多花性で,木は強健で,耐寒性や耐病性にすぐれ,春の一番咲きのあと,返り咲きもする品種が出たので,perpetual(四季咲性)と名付けられたが,実際は秋まで咲き続ける真の四季咲きではない。…

※「ハイブリッド・チャイナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android