世界大百科事典(旧版)内のハッドン,K.の言及
【綾取り】より
…あやとりがいつごろ始まったかはわからないが,文明国よりは未開地にりっぱな作品が数多く残されている。あやとりの研究は19世紀末にA.C.ハッドンらイギリスの探検隊が,オーストラリアとパプア・ニューギニアの間のトレス海峡にある島々を調査したときに,多くのあやとりを収集したのが始まりである。以後,文化人類学の一分野として研究されており,1906年にアメリカのジェーンC.F.Jayneは,アメリカ・インディアンおよびミクロネシアのあやとり約100種を詳しく紹介した。…
※「ハッドン,K.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」