ハビリス人(読み)はびりすじん

世界大百科事典(旧版)内のハビリス人の言及

【猿人】より

…なお,古く1940年代,50年代に記載されたアジア(ジャワおよび中国南部)の人類化石中に,がんじょうな猿人のものにあたるとされる化石があるが,異論もあり,断片的な化石でもあることから,確認しえない。
[ハビリス人]
 1964年,L.リーキーらがタンザニアのオルドバイ(旧称オルドワイ)からの化石にもとづいて,ホモ・ハビリスの学名で記載して以来,主として東アフリカで化石が知られ,南アフリカからも出土が示唆されている。比較的保存がよく,有名になっているものとして,1970年代にトゥルカナ湖東部で発見され,R.リーキーによって報告されたKNM‐ER‐1470(ケニア国立博物館の資料番号)頭骨があり,よく1470頭骨と略称されている。…

※「ハビリス人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android