ハラホリン(英語表記)Harahorin

デジタル大辞泉 「ハラホリン」の意味・読み・例文・類語

ハラホリン(Kharhorin/Хархорин)

モンゴル中央部の都市。旧称カラコルムオルホン川沿いに位置する。13世紀にモンゴル帝国第2代皇帝オゴタイ同地を首都に定めた。同国最古の仏教寺院の一つとして知られるエルデニゾーがある。2004年に「オルホン渓谷の文化的景観」の名称世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハラホリン」の意味・わかりやすい解説

ハラホリン
Harahorin

モンゴル中部,ウブルハンガイ州北部,オルホン川にのぞむ町。ハラホリン郡 (国営農場) の中心地。モンゴル帝国初期の都城として栄え,ハラホロム Hara horum,カラコルム (和林) とも呼ばれる。城趾と,博物館となったエルデニゾー寺院があり,観光客が多い。国営農場には 375kmに及ぶ灌漑用水路,5000kWの水力発電所などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android