ハロゲンサイクル(読み)はろげんさいくる

世界大百科事典(旧版)内のハロゲンサイクルの言及

【ハロゲン電球】より

…管壁温度が250℃以上になるように設計されていて,ハロゲン化タングステンは管壁に付着せずに,拡散または対流作用により再び高温のフィラメント付近でタングステンとハロゲンに解離し,タングステンはフィラメントにもどる。この循環作用をハロゲンサイクルと呼び,タングステンフィラメントの蒸発が抑制され,管壁がタングステンによって黒化するのを防止する。つまり,それだけ明るくて寿命の長い発光が実現する。…

※「ハロゲンサイクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android