ハンガーボード(読み)はんがーぼーど(英語表記)hanger board

デジタル大辞泉 「ハンガーボード」の意味・読み・例文・類語

ハンガー‐ボード

《〈和〉hanger+board》壁に取り付けて小物などをつりかけるための穴あき板。厚さ5~6ミリメートルの板に、縦横約3センチごとに穴をあけたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「ハンガーボード」の意味・読み・例文・類語

ハンガー‐ボード

〘名〙 (洋語hanger board) 小さい穴を規則的にあけた板。金具を取りつけて台所用品などをつるすもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハンガーボード」の意味・わかりやすい解説

ハンガーボード
はんがーぼーど
hanger board

つり掛け用の穴あき板。鉤(かぎ)形をしたはめ込みをもっており、金具類を自由に取り付けたり、取り外したりできる。台所や洗面所などの壁にセットし、手拭(てぬぐい)掛けやコップ掛けを取り付けるのに用いる。

 ボードは一般に、厚さ5~6ミリメートル程度の繊維板片面に、耐水用および装飾のためにラッカー仕上げが施されており、約2.5~3センチメートルピッチで縦横に直径5ミリメートルの穴があけられている。サイズはいろいろあるが、大きいものを必要な大きさに切って使うこともできる。取り付ける壁とボードとの間には10ミリメートルほどの間隔が必要であり、たとえば、コンクリート壁には接着剤を用いるというように、壁材にあった取り付け方法を用いてセットする。取り付け金具にもさまざまな種類があり、いずれも付け替えが簡単なので、子供部屋などにも適している。

中村 仁]

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