ハートショーン(英語表記)Hartshorne, Charles

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハートショーン」の意味・わかりやすい解説

ハートショーン
Hartshorne, Charles

[生]1897.6.5. キッタニング
[没]2000.10.10. オースティン
アメリカの宗教哲学者。フライブルクおよびマールブルク大学で E.フッサール,M.ハイデガーのもとで学び,A.N.ホワイトヘッドのもとで助手をつとめたのち,シカゴ,エモリー,テキサス各大学の教授歴任。ホワイトヘッドの宇宙論を取入れて神の概念を新たに解明しようとした。ホワイトヘッドとともに,プロセス神学に対して大きな影響を与えている。 1958年第9回国際宗教史学会の際に来日。主著"The Divine Relativity" (1948) ,"Reality as Social Process" (53) ,"Creative Synthesis and Philosophic Method" (70) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android