世界大百科事典(旧版)内のバウツ=モルガン型の言及
【銀河団】より
…銀河団はその構成銀河の総数と集合の度合によって,勢力指数richness classを用いて分類されるほか,分布領域が扁平か球状かといった形状によっても分類される。集合の内部的構造に着目した分類としては,銀河団の中心付近にcD銀河と呼ばれる超大型の楕円銀河が存在するかどうか,またそれが存在する場合にはその個数や集合度を分類の規準とするバウツ=モルガン型と呼ばれるものがある。銀河団中での各構成銀河間の力学的な相互作用の影響の度合は,星団中における恒星間の場合に比べると幾桁も強く,銀河どうしの衝突も,宇宙の進化の時間尺度(約100億年)では,決して珍しくないと考えられている。…
※「バウツ=モルガン型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」