バズ・セッション(英語表記)buzz session

翻訳|buzz session

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バズ・セッション」の意味・わかりやすい解説

バズ・セッション
buzz session

バズ学習」とも呼ばれる。小集団学習法の一種ミシガン大学の J.フィリップスにより創案された。6人ぐらいのグループ分れ,くつろいだ雰囲気で話合いを進めながら問題の解決に近づこうとするもの。各グループのがやがやと話合いを進める状況が,ハチの飛びかう羽音に似ていることからこの呼び名が用いられた。一斉教授と併用することによって相補的な効果をあげることができるとされている。当初は6人ずつが6分間ずつ話合う方式がとられ,6-6討議 (法) などとも呼ばれた。

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